骨密度の測定に関しては、
●g/cm2(平方センチ)単位
にて測定がなされ、数値がデータとして算出されます。
骨密度は、そもそも
●単位面積あたりの骨量
いわゆる「骨の重さ」の測定です。
この骨量はg/cm2(平方センチ)単位が基準となっているという事になります。
骨密度測定検査などを行う場合は、このような測定単位を覚えておくと便利かもわかりやすいかもしれません。
尚、骨密度の一般的な数値は
●約1.0 g/cm2(平方センチ)
が、基本と考えられており、幼少期・老齢期はこの数値よりもやや低くなる傾向にあります。
但し、これはあくまで一般的な指標です。
骨密度に関しては同様の比較指標として、YMAが用いられます。
骨密度(BMD)とは、骨を構成する主要成分である
●カルシウム
●ミネラル
などの成分が骨の内部にどの程度含まれているのかを表すもので、一般的に
●骨の強さ、強度
を示す指標として用いられております。
尚、医学的には、骨密度の事を
●骨塩定量(こつえんていりょう)
とも呼びます。
骨密度は、幼少期には数値が低く、成長に伴い骨密度は徐々に高まり成人期にはしっかりとした丈夫な骨が形成されます。
骨密度のピークは個人差は当然ありますが、平均値から見ると
●男性で25歳~30歳前後
●女性で20歳~25歳前後
となっており、その後、徐々に骨密度は低下していくのが一般的な傾向です。
骨粗鬆症や骨量減少の判断で使用するYAMではピークを迎える20代以降の年代の数値を用います。